公認会計士・真友会 原稿 平成14年1月
新会館竣工なる!
財務担当常務理事 渡辺俊之
我が公認会計士業界にとって記念すべき、「その時」は平成13年11月6日、午前10時30分、神官の祝詞によって、神々しくも始った。
歴代会長を始め役員その他多くの会員そして地元町会、商店会役員等々の前で、竣工神事、竣工披露パーティー、内覧会と式は滞りなく進み、公認会計士活動の透明性を表現した新会館はその記念すべき新世紀のスタートと共に、序幕の新たな幕が切って落とされたのだった。 IT化の進展に対応した設備システム、フレキシビリティの高い平面構成、自然エネルギーを活用した建築計画、緑豊かな外部環境、大スパンの無柱空間を実現する為のフィーレーンディール構造。
数々の特徴が盛り込まれた新会館は、写真を見ただけではとても実感できない。何故ならば、「信頼をカタチ」にし「活動の透明性」を表現したあのガラス張りの外観は、実際この眼で見なければ、その素晴らしさを言葉によってでは、伝えようがないからである。
透明な外観を眼前にし、空間緑地で隔たれた建物を直視すると、そこには建物自体が自ずと発する「独立性」と「透明性」が浮かび出ずるのである。
発信される活動自体が透明感と独立性をアピールする建築構成となっているのである。
思えば十有余年にわたる歴代執行部の会館問題プロジェクトチームの検討を踏まえ、高橋善一郎元会長時代に理事会の議を経て一大決定を下し、中地宏前会長時代に理事会等での激論を経て、土地取得、建築会社選定、工事施工へと進行していった。そして奥山章雄新会長のもと、新会館の引渡しを受けたのである。
引越しの前、本郷の旧会館を偲ぶ内々のささやかな会合が執り行われたが、旧会館の年数と同じほどの役員歴をもつ現会長の心中は推し量りようもない。
新会館建設にあたっての多くの議論は、建築資金の調達方法とその返済方法等に向けられた。旧会館建設当時との大きな違いは、大監査法人の存在という点があるものの、多くの会員一人一人の理解と協力があってこそ、会館建設債や特別負担金の申込みも予定額以上の結果が得られたものと感謝している。
そしてこの不況下、旧会館の売却が実現できるのか、売却できたとしても予算どおりにいくのかといった不安も一掃された。結果金融機関からの借入も最小限におさまったのである。
新会館と旧会館の比較表を掲げると別表のようになる。
----------------- 新会館------------------------ 旧会館--------
完成年月--------- 2001年11月----------------- 1977年6月
建物等価格 ------- 21億円 -------------------- 7億8500万円
土地価格--------- 21億1100万円 ------------- 6億1600万円
建物延床面積------5827㎡--------------------- 2881㎡
敷地面積--------- 1174㎡ ---------------------1840㎡
階数------------- 8階,地下2階----------------- 3階
駐車台数--------- 20台------------------------ 3台
図書資料室 -------3万冊
会館建設債申込金額--14億6220万円---------------5億3823万円
特別負担金申込金額-- 2億8571万円--------------2億5313万円
応募者総数---------- 3807名 ------------------- 3598名
会館建設債申込口数---14622口------------------ 10812口
特別負担金申込件数 --- 3444件------------------ 2089件
完成時会員数-------- 13911名------------------ 5405名
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